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シフトチェンジで節約・燃費向上運転 | ||||||||||||||||||
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自動車整備士は車の構造に詳しいのはもちろん制御システムについても熟知しております。 だからこそ当サイトでは他のサイトと違いシフトチェンジでのエンジンブレーキはオススメしません。 (※長い下り坂や峠は別として) 街中で使うエンジンブレーキは燃費とミッションのことを考えるとマイナス要因が多く、エンジンブレーキで回転数が上がるとフューエルカット(燃料カット) が行われていると思われがちですが、アイドリングのようにエンジンは燃料を噴射しないとエンストしてしまう可能性があるため、ある一定の回転域を越えない と燃料カットは行われません。 フューエルカットが作動する回転数は自動車メーカーや車種によって異なり、シフトポジションや速度によっても異なってくるため一概に回転数を述べることはできませんが約2000回転以上としましょう。 街中でエンジンブレーキを使って回転数を2000回転以上にするのは非常に難しく、ましてや信号で止まる程度でこの回転数を越えることは困難となってきます。 乗り心地を無視して1速や2速のエンジンブレーキでフューエルカットを行ったとしても、2000回転以上になるまでの間、1999回転は燃料が噴射されて無駄にエンジンを回していることになります。
また『道路の勾配を利用して燃費向上』の質問であったように、ミッションにとって好まれる使用方法ではないので、エンジンブレーキを使う運転は私にとってオススメできる運転方法ではありません。 シフトチェンジによってできるオススメの節約運転術は、信号などで止まる場合に車の速度が2・30km/h以下になったらシフトレバーを動かし、DレンジからNレンジ(ニュートラル)にシフトチェンジして車を止めます。 DレンジからNレンジであればシフトボタンを押さなくてもシフトチェンジができ、Rレンジにはシフトボタンを押しながらではないとシフトチェンジができない安全装置も付いています。 なにより誰でも簡単にできるってこともあります。 DレンジからNレンジにシフトチェンジして止まることによって、Dレンジによる車が前に進もうとする力(クリープ現象)をカットしつつ止まることができるので弱い制動力(ブレーキの力)で車を止めることができます。 よってブレーキ系消耗部品の長期使用、節約になります。
次の『駐車・停車での節約テクニック』に『シフトチェンジで節約・燃費向上』を合わせて使えば運転も楽になります。 |
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