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エンジン冷却水(LLC)交換
エンジン冷却水(LLC)交換はエンジンルーム内の各部品の詰まり具合によって、作業レベルが変化します。
今回の説明だけでは作業方法がわからない方が行うと、作業ミス等でオーバーヒートの原因となるので大変危険です。
(作業工程等でわからないところがあれば『掲示板』までお願いします)
 
■必要なもの
・交換用の冷却水(LLC)
・ドレーンコックガスケット
(数回再使用しても大丈夫ですが古い車は交換が必要)
・プライヤーなどホースバンドを取り外すことができる工具
ラジエータードレーンコック・ホースと大量の水
 
■作業内容 (2パターンあります)
最初に冷却水がよく抜けるようにイグニッションキーをONにして、エアコンパネルで『ヒーターMAX』『内気循環』と操作します。
 
エンジンが温まっているとLLCが噴出す恐れがありますので、エンジンがよく冷えたことを確認してからラジエータキャップを外してください。
 

ラジエーターからLLCを抜くためのドレーンコック■ラジエーター内の冷却水交換
右の写真を参考に、ラジエータードレーンコックを緩め取り外せばLLCがでてきます。
 
ラジエータードレーンコックガスケットを用意しているのであれば、取り外したときに交換します。
 
後は新品のLLCをラジエーターキャップ取り付け穴から注ぎ込みます。
 
     
  上記の冷却水交換方法はディーラーや店でよく使用していますが、『手抜き整備の実態』の『車検(24ヶ月法定点検)』であるように、この方法は作業時間の短縮にはなりますが、大量のLLCを抜くことができません。
手抜き整備の一つとして覚えておいてください。
 
     
  

冷却水室内用ホース■エンジン内部からの冷却水交換
右の写真を参考に、エンジンルームから室内へ向かうLLCが通るゴムホース探します。
 
ホース固定バンドをプライヤーなどの工具を使い位置をずらしたら、ホースを抜き取ります。
 
取り外したホースに、蛇口から引っ張ってきたホースを差込み水を流し込めば、エンジン内部から室内、ラジエーターまで大量のLLCを交換できます。
(水が出てくる穴を塞いだりして、水の流れを色々と変えてください)
 
ラジエータードレーンコックを取り外し、ラジエター内部に残ったLLCも抜き取ります。
 
     
  上記は新品のLLCを入れやすくするためなので取り外さなくても次の工程には問題ありませんが、取り外さない場合にはゴムホース取り付けのさいにある程度水を抜いてからではないとLLCが入りません。
また内部に空気(エア)が入るためエア抜き作業に細心の注意が必要です。
 
     
 
LLCではなく水しか出てこなくなったら素早く蛇口からのホースを外し、ホースを元に戻しホースバンドを取り付けます。
 
     
  LLC内部に空気が入らないように素早く作業してください。
LLCが通るホースはゴムホースのため、長期間バンドの強い力で締め付けられていたため跡が残っているはずです。
このバンド跡にピッタリと合うようにバンドを取り付けてください。
少しでもズレていると『水漏れ』の原因となります。
 
     
 
後は新品のLLCをラジエーターキャップ取り付け穴から注ぎ込みます。
 

■エンジン内部に残ったエア抜き作業  
ラジエーターにLLCと水をいっぱいに入れてエンジンを始動します。
約10分から15分程度、常に水温計とラジエーターの水をチェックしながらエア抜きを行います。
 
     
  水温計の針が半分以上、ランプの場合には赤ランプがついたらエンジンを停止してください、オーバーヒートの危険性がありますので次の工程へ
ラジエーターからLLCが火山のように噴出を始めたらエンジンを停止してください、オーバーヒートの危険性がありますので次の工程へ
 
     
 
上記の時間が経過したら、冷却水がエンジン内部を回り空気が抜けしたと判断してエンジンを停止します。
最後にもう一度水を補充してラジエータキャップを締めます。
再度エンジンを始動し水温計に注意しながら約3000回転ぐらいに保ち、エアコン吹き出し口から暖房がでたらエア抜き終了となりますが、確認として水温計に注意しながら近所を2・3周試運転してください。
問題なければエア抜き作業は終了です。
 
最後に、LLCリザーブタンクに多めに水を入れておいてください。
 
     
  たまにエア抜き方法が違う車もあります。
その場合には、エンジンルームかボンネット裏に説明書きしたシールが張ってあるのでよく読んで作業を行えば問題ありません。
 
     
 
■交換時期
冷却水(LLC)交換時期の基準は2年に1度の車検ごと、スーパーLLCなどは3〜5年に一度となっております。
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