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エンジン冷却水(LLC)交換 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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エンジン冷却水(LLC)交換はエンジンルーム内の各部品の詰まり具合によって、作業レベルが変化します。 今回の説明だけでは作業方法がわからない方が行うと、作業ミス等でオーバーヒートの原因となるので大変危険です。 (作業工程等でわからないところがあれば『掲示板』までお願いします) ■必要なもの ・交換用の冷却水(LLC) ・ドレーンコックガスケット (数回再使用しても大丈夫ですが古い車は交換が必要) ・プライヤーなどホースバンドを取り外すことができる工具 ![]() ■作業内容 (2パターンあります) 最初に冷却水がよく抜けるようにイグニッションキーをONにして、エアコンパネルで『ヒーターMAX』『内気循環』と操作します。 エンジンが温まっているとLLCが噴出す恐れがありますので、エンジンがよく冷えたことを確認してからラジエータキャップを外してください。 ![]() 右の写真を参考に、ラジエータードレーンコックを緩め取り外せばLLCがでてきます。 ラジエータードレーンコックガスケットを用意しているのであれば、取り外したときに交換します。 後は新品のLLCをラジエーターキャップ取り付け穴から注ぎ込みます。
![]() 右の写真を参考に、エンジンルームから室内へ向かうLLCが通るゴムホース探します。 ホース固定バンドをプライヤーなどの工具を使い位置をずらしたら、ホースを抜き取ります。 取り外したホースに、蛇口から引っ張ってきたホースを差込み水を流し込めば、エンジン内部から室内、ラジエーターまで大量のLLCを交換できます。 (水が出てくる穴を塞いだりして、水の流れを色々と変えてください) ラジエータードレーンコックを取り外し、ラジエター内部に残ったLLCも抜き取ります。
LLCではなく水しか出てこなくなったら素早く蛇口からのホースを外し、ホースを元に戻しホースバンドを取り付けます。
後は新品のLLCをラジエーターキャップ取り付け穴から注ぎ込みます。 ■エンジン内部に残ったエア抜き作業 ラジエーターにLLCと水をいっぱいに入れてエンジンを始動します。 約10分から15分程度、常に水温計とラジエーターの水をチェックしながらエア抜きを行います。
上記の時間が経過したら、冷却水がエンジン内部を回り空気が抜けしたと判断してエンジンを停止します。 最後にもう一度水を補充してラジエータキャップを締めます。 再度エンジンを始動し水温計に注意しながら約3000回転ぐらいに保ち、エアコン吹き出し口から暖房がでたらエア抜き終了となりますが、確認として水温計に注意しながら近所を2・3周試運転してください。 問題なければエア抜き作業は終了です。 最後に、LLCリザーブタンクに多めに水を入れておいてください。
■交換時期 冷却水(LLC)交換時期の基準は2年に1度の車検ごと、スーパーLLCなどは3〜5年に一度となっております。 |
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